PLAN
八丈島の夏は
アクティビティで思い出作り
八丈島の夏は
アクティビティで思い出作り
八丈島は夏のアクティビティが盛りだくさん。
ウミガメに出会える多彩な海岸で
海遊びやシュノーケリングを楽しんだら、
大海原を目の前にしたBBQ場で
地元の新鮮な食材をめいっぱい頬張って、
自然が織りなす絶景温泉でひと休み。
空と海を黄金色から薄紫色へと染めていく
美しいサンセットを見つめた後、
その後に訪れるのはこぼれんばかりの満天の星空。
心が弾む夏の八丈島で、
スペシャルな夏の思い出をつくりませんか?
POINT
「海水浴場/海岸」 今日はどこの海に行く?
日本で1番透明度が高いといわれている“八丈ブルー”の海が美しい八丈島に来たからには、ビーチは鉄板コース!
海に囲まれた八丈島は、海岸の表情も多彩。幾重にも重なる地層が美しい海岸、砂浜が広がる穏やかなビーチ、火山活動によって作られた溶岩流の磯。
それぞれに違った良さがあるのです。
今回はそんないくつもある海岸の中から、厳選した海水浴場をご紹介します。
1. 底土海水浴場
何層にも青が重なり合った海に、広々とした砂浜が広がる底土海岸は島民にも観光客にも人気の海水浴場。
珊瑚が広がる透明度の高いこの海岸では、シュノーケリングやダイビングを楽しめるだけでなく、どうだまりと呼ばれる小さな子どもが遊べる天然の岩場に囲まれた浅瀬のビーチがもあるので、家族連れにぴったり。
八丈島の魅力はなんといっても、気軽にウミガメに出会えるということ。堤防の上から水面をのぞき込むとウミガメがすーっと泳いでいくのが見えることも!
もちろん海に入って、水中で魚たちを観察しているとウミガメに出会えるチャンスが多いので、ぜひシュノーケリングも体験してみて。
夏場は監視員が常駐していますが、急に深くなるスポットや、遊泳禁止エリアは潮の流れが早いので要注意。ライフジャケットを着用するなど、安全に海を楽しんでくださいね。
底土海水浴場を訪れた際には、海岸から徒歩1分の「SEA SIDE KITCHEN WA」で八丈ソースのオリジナルハンバーガーをテイクアウトしてみて。
八丈レモンやドラゴンフルーツなどの八丈島の食材を使ったボリューミーなハンバーガー&レモンスカッシュを持って、海辺でほおばるハンバーガーランチは、島ならではの過ごし方にぴったり。
2. 乙千代ケ浜(おっちょがはま)
海と空が一体化したようなインフィニティプールが目を引く乙千代ケ浜。夏の期間(午後13:00-16:00)だけオープンするこの人工の海水プールは、小さな子どもたちが遊ぶのにちょうどいい人気スポット。
水深も浅く、波もないので、大海原を眺めながら大人も子どもも、のんびりプール遊びが楽しめます。
隣には、岩肌を利用した天然のタイドプールも。タイドプールとは海の干満によってできる大きな水たまりや、山の間の小さな滝壺のこと。
岩場に生息する魚たちやヤドカリなどの生物を水中観察ができるこちらのプールは、シュノーケリングの練習にもぴったり。
水中箱メガネや、ゴーグルで海の世界をのぞいてみて。外からは見えない美しい海中世界が360度広がっています!
乙千代ケ浜は砂浜がないのでマリンシューズをお忘れなく。
3. 横間ケ浦
大阪トンネル展望台から見える横間ケ浦は、500メートル続く海岸線から絶景の夕日が見える人気スポット。
玉石に座ると見渡す限り青い海が広がり、きらきらと光る水面の向こうは八丈小島がぽっかり。太陽がゆっくりと水平線へ沈んでゆく空は、まるで絵の具が混ざり合い溶けてゆくパレットのよう。
のんびりここで眺めるサンセットは八丈島ならではの絶景スポット。思い出の1枚をここで残して。
「シュノーケリング」 日本一透明度の高い海で、ウミガメや魚たちと一緒に泳ごう
ビーチでのんびり海遊びや磯遊びも楽しいけれど、八丈島の海の美しさ、奥深さを体感するにはシュノーケリングをぜひトライしてみて。一度潜ると忘れられないと言わしめるこの海の魅力は、実際にのぞいてみないと分からない。
今回は、マリンアクティビティツアーを催行しているオーシャンブルーヴァードさんのシュノーケリングツアーに参加してみました!
シュノーケリングツアーは小学校1年生から〜70歳まで参加可能。初心者でも安全に潜ることができるようにアテンドしてくれるので安心して。
まずはお店でシュノーケリングの注意点などのオリエンテーションを受けた後は、実際に海へ出発。
八丈島の海や生き物たちを知り尽くしたインストラクターさんが、天候や海の様子を加味した上で、その日にぴったりのシュノーケリングスポットへ連れて行ってくれます。
いざ、海中世界へ。
浮き輪につかまり、水中スクーターに引っ張ってもらいながら海へと誘ってもらいます。
スクーターで引っ張ってもらいながらのシュノーケリングのため、自力で泳ぐことがほとんどなく、体力の消耗も少なく快適。
そこは美しい珊瑚礁や魚たち、ウミガメが優雅に泳ぐ神秘的な碧の世界。自然界の美しさと力強さ、海の生き物たちの息づかいが聞こえてきます。
運が良ければ、愛らしいウミガメと一緒に泳ぐことができることも。体験した人にしか見ることのできないこの景色の感動をぜひあなたも!
所要時間は2時間。
10月末まで催行しています。
「BBQ」 八丈島流BBQのすすめ
大自然に溶け込むような絶景のロケーションで、八丈島の海の幸、山の幸を豪快に堪能できるプラン。
それは、島BBQ!
太平洋の大海原や雄大な八丈富士を眺めながら、豊かな風土と海風が育んだ美味を気兼ねなく楽しめます。夏の八丈島ステイのアイデアにBBQはいかが?
地元のスーパーや商店で島の新鮮な食材をあれこれ選び、ドリンク片手にみんなでわいわい。炭火で焼くと素材そのもののおいしさが感じられるのもBBQの醍醐味。南の風が通り過ぎる自然の中で仲間たちとおいしいものを食べると、なんだかパワーが湧いてくる!
島内にはBBQ場が全部で5か所。どこも八丈島の絶景に面したロケーション。
八丈島観光協会ではBBQの器材セットやクーラーボックスをまるっと貸し出し(要予約)しているので利用しない手はありません!街の中心にある観光協会へ道具をピックアップしたら、早速食材の買い出しに行こう。
ちなみにBBQ場の利用料はなんと無料。事前予約が必要なので、まずは八丈島観光協会、もしくは八丈支庁に電話してみて!(BBQ場によって管理が異なります。)
BBQでぜひ試してほしいのは、島内のスーパーマーケットなどで購入できる島とうがらしや八丈レモンなどの八丈島特産品を使ったさまざまな調味料。肉や野菜と相性のいいスパイスが多いのでぜひ色々トライしてみて。
買い出しや火おこし、BBQの準備や片付けはちょっと大変…でもBBQはしたい。そんなあなたには、うみかぜ椎茸で有名な大竜ファーム直営「うみかぜテラス」へ。レストランのバルコニーで気軽にできるBBQコースがあるので、そちらで楽しむのもおすすめです。(要予約)
「みはらしの湯」自然が織りなす絶景を眺めながら、心も体も解放して
八丈島の南東部の末吉エリアに位置する末吉温泉「みはらしの湯」。高台の丘にあるこの町営温泉は、太平洋の美しい水平線を一望できる絶景温泉として、空へ、海へと突き出すように佇んでいます。
日中は自然の織りなす絶景を、夜は満点の星空を見上げることができる湯船のひと時は非日常そのもの。冬場はこの周辺の海にザトウクジラがやってくるので、クジラの潮吹きが見える可能性も◎
湯上がりに、青いグラデーションの海と生き生きとした緑が目に優しい休憩所で涼む時間は、心も体も力がふっと抜けるよう。
朝10:30〜夜9:30まで営業しているので、午前中に温泉で体を目覚めさせるもよし、午後に1日の疲れを癒やすのもよし。昼と夜では、まったく違う景色を見せてくれるので、八丈島ステイ中に是非2回訪れることをおすすめします。
みはらしの湯へのアクセスは、空港や中心部から離れているため町営バスもしくはレンタカーで。バス利用の方におすすめなのが BU・SU・PA(バ・ス・パ)。
2日間温泉入り放題、バス乗り放題のフリーパスチケットで、料金は大人1,000円、小学生は500円。温泉は「みはらしの湯」だけでなく、島内にある「やすらぎの湯」「ふれあいの湯」「スパ・ザ・BOON」の4つの温泉が入り放題なのでとってもお得。モバイルチケットの他、町営バス受付とバス車内で販売しているのでぜひ、利用してみて。
ちなみに、路線バスの本数が少ないため、事前にバスの時間を確認してみてくださいね!